入試情報

入試情報

早稲田大学空手部に入部するためには早稲田大学に入学する必要がありますが、スポーツ推薦(学部長の推薦に基づく選考入試)以外にも様々な入試制度が設けられていますので、こちらでご紹介いたします。
入試情報は変更の可能性もありますので、詳細につきましては早稲田大学入学センターにお問い合わせください。

早稲田大学の入試制度

早稲田大学の入試制度には主に次の種類があります。

  1. トップアスリート入試(総合型選抜 I 群)
    学部:スポーツ科学部
    対象:オリンピックや世界大会優勝選手
    人数:若干名
    選考方法:セミナー、面談
    日程:3月セミナー申込開始
    詳細: 総合型選抜 I 群(トップアスリート入学試験)

  2. アスリート入試(総合型選抜II群)
    ※2024年度の空手部の枠はありません。
    学部:スポーツ科学部
    対象:全日本優勝レベル
    選考方法:書類選考、面接

  3. スポーツ自己推薦入試(総合型選抜III群)
    学部:スポーツ科学部
    対象:全国大会上位入賞レベル、評定3.5以上
    人数:60名
    選考方法:書類選考(戦績)、小論文、面接
    日程:9月
    詳細:総合型選抜 III 群(スポーツ自己推薦入学試験)

  4. 全国自己推薦(芸術、文化、スポーツ)
    学部:社会科学部
    対象:県大会上位入賞レベル、評定4.0以上、英検2級以上
    人数:35名、各県1名
    選考方法:書類選考(表彰歴、戦績)、小論文、面接
    日程:9月
    詳細:全国自己推薦入学試験

  5. 共通テスト利用入試(テスト点数+競技歴)
    学部:スポーツ科学部
    対象:県大会上位入賞レベル
    人数:50名
    選考方法:共通テスト、書類選考(戦績)
    日程:共通テスト日程に準ずる
    詳細:大学入学共通テスト利用入試(スポーツ科学部) ※共通テスト+競技歴方式を参照

  6. 一般入試
    詳細:一般選抜入試

    入試に関する詳細は、こちらの早稲田大学公式の入試情報をご参照下さい。

    現在早稲田大学空手部には、スポーツ推薦の他にも一般入試や自己推薦入試で入学した学生が多く所属しています。弊部は、自己推薦入試やセンター試験競技歴方式入試の利用をお考えの方への様々なサポートを考えております。
    少しでも興味のある方や何か質問のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

    お問い合わせはこちら

    自己推薦入試 体験談

    社会科学部入学 武川 裕奈(現役・1年)
     社会科学部入学の武川裕奈です。私は、令和6年に全国自己推薦入学試験で入学しました。
     こちらの入試は、以下の出願資格を持っている方におすすめします。1つ目は、3年1学期または前期までの評定平均が4.0以上の方です。2つ目は、英語外部検定試験の中で、どれか1つ試験概要に記載された得点以上のスコアを持っている方です。最後に3つ目は、学芸やスポーツで優秀な成績を収めた方や資格を有する方、生徒会活動や学校外での諸活動で活躍した方です。私の例を挙げると、評定平均4.8、実用英語技能検定2級、インターハイ3位、生徒会長、ボランティア活動です。
     入試は、大きく1次選考と2次選考にわかれて行われます。1次選考では、成績評価や活動報告などの書類審査によって選考されます。私は、特に志望理由書と活動報告書に力を入れました。これらは、2次選考の面接の参考書類となるので、記入した内容を深く理解することを大切にしました。また、特に活動報告書は自分自身に関する内容なので、自己分析を行いながら記入しました。
    2次選考では、小論文と面接によって選考されます。小論文は、社会科学部向けの小論文の問題集を使用していました。問題集で書き方を覚えることはできますが、題材は社会で起こっている数多くの出来事から選ばれるため、それに関する知識も必要となります。ニュースを観たり、新聞を読んだり、時事問題の資料などを調べたりすることをおすすめします。面接は、1人ずつ部屋に入り、試験官2人と行います。私の場合、主に志望理由書や活動報告書をベースとした質問を聞かれました。身構えず、ワクワクとした気持ちを持ったことで、普段の会話のように落ち着いて話すことができました。また、練習の時から笑顔を忘れず、ゆっくりと話すことを意識していました。
    自分を信じて、最後まで諦めずに取り組めば、きっと素晴らしい未来が待っているはずです。ご健闘をお祈りします。


    スポーツ科学部入学 米盛 新(現役・1年)
     スポーツ科学部に入学しました米盛新です。私は2024年度にスポーツ自己推薦Ⅲ群で早稲田大学に入学しました。
     一次の書類選考では、自身の競技歴、評定、自己アピールや志望理由(①自身の競技力について、同じ種目に取り組む高校生全体のなかでどのような位置付けにあると考えるか、およびその理由について。②高校入学後の、競技歴に関するこれまでの目標及び、それに向けた努力のプロセスについて。③現在の学業への取り組み、及び早稲田大学スポーツ科学部入学後の学習計画について)などを提出し、総合的に判断されます。要項によると応募資格を得ることができる評定は3.5以上かつ、スポーツでの全国レベルの実績なので、英検というような特別な資格は不要です。(あっても提出してアピールすることはできません)。私の例を挙げると、評定は3年1学期終了時点で4.4、競技歴に関しては、全国大会レベルの成績を3つ提出できるのですが、私は「全国選抜大会男子団体組手準優勝」の成績1つだけを提出しました。(高体連の試合でなくても、各流派の試合も評価してもらえます)書類作りに関して大事なことは、とにかくたくさんの人に添削していただいて、リライトを繰り返すことだと思います。私は塾に通っていたこともあり、より多くの先生にフィードバックをいただく機会がありました。そしてその度に修正し、書類の質を高めていきました。別に塾に通っていなくても学校の先生などでも良いと思いますし、私たち推薦で入学した部員も添削することができます。厳しいことを言いますが、書類作りにおいて完璧は存在しないと考えてください。自分が妥協なく納得できる書類ができるまでひたすら書き直しすることをお勧めします。
     一次試験を無事通過すると、今度は二次試験を受けることになります。例年通りですと小論文と面接試験が課せられます。当日は小論文→面接試験の順で行われ、小論文試験では90分間で600〜1000文字の課題が課せられます(テーマはスポーツに関することですが、傾向は読めず癖が強いテーマを課せられる年もあります)。面接試験では、全体を席順で10つのグループに分けられ、部屋に1人ずつ入り3人の面接官と行います。まず小論文についての対策ですが、私はもともと一般入試が本命と考えていたので、過去問を見ただけでほぼほぼ対策なしで挑みました(もともと小論文は得意なタイプで謎の自信がありました)。運よく合格することができましたが、これは良くない例なのでしっかり対策して臨みましょう。対策としては、過去問を解くのが結局一番良いのではないかと思います(インターネットで探せば出てきます)。次に面接試験の対策ですが、私はこれには3つのポイントがあると考えています。①大学に入ってやりたいこと、それに向けて努力してきたことを図式化した上でインプットする ②自分で想定問題を作る。また過去問を解く ③多くの人に面接してもらう この3つです。①に関してですが、まずはこのイメージがないとお話になりません。自分のやりたいことを一本筋を立てて、頭の中にビジョンとして描きましょう。そして、絶対に文字を暗記しようとしないでください。文字を暗記しようとすると、少し詰まっただけで頭の中が真っ白になり臨機応変に対応できなくなります(私の自己体験に基づく)。かつ、本番を緊張しておそらく記憶がとびます。しっかりとしたビジョンを持っていれば自然とすらすらと言葉は出てきますし、無駄に頭のストレージを使わなくて済みます。面接ではもちろん内容も大事ですが、「話の自然さ」「人間性」の部分を評価されます。言葉が文法的に少しおかしくなってしまうことより、言葉に詰まってしまう方が面接官は「あれ?」と思います。結局面接官も人なので、「印象」が何よりも大事です。「会話を楽しむ」といったような心構えを持った方が、心にゆとりがもてて良いと思います。②に関してですが、私は面接の予想問題を自分で150個作り、ある程度言うことを決めていました(先ほども述べた通り、暗記しようという意識ではありません)。また去年の先輩からもらった過去問がそのまま出たりしたので、情報収集も大事です。③に関してですが、これは言うまでもなく大事なことです。本番の面接官がどのような人かはその時にならないとわかりません。すごく優しい教授もいれば、反対に圧迫気味の教授もいらっしゃいます。ぜひ色々な人に見てもらい「面接」というものに慣れましょう。先ほども述べましたが、面接は「会話」です。硬くなりすぎず「せっかく教授と話せる機会だから、楽しもう」というノリでいきましょう。実際自分は用意していたことはほとんど話さず、よくわからないことをずっと聞かれました(例:空手は武道orスポーツ、またその境界線はなんでしょう?など)。
     最後になりますが、自己推薦を受けるすべての人に言えることとして、とにかく自分1人でやろうとせずに、頼るところは人に頼りましょう。書類作りから小論文、面接まですべて1人でやろうとすると確実に落ちます。どれもこれも色々な人に見てもらいフィードバックを受けることで、質を向上させることができます。とりあえず色々な人を頼りましょう。私たち部員も書類の添削から、模擬面接まで精一杯協力いたしますので、入試について気になることがあれば気軽にお声掛けください。皆さんのことを心よりお待ちしています。
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